SSブログ

ニッポンの景色 [広島市現代美術館]

2010072001.jpg
(LEICA X1 / adobe Lightroom2.7)

 

 

 

2010072002.jpg

 

2010072003.jpg

 

2010072004.jpg

 

2010072005.jpg

 

 

19日の海の日には、必ず見に行こうと思っていた「HEAVEN -都築響一と巡る社会の窓から見たニッポン」展
に行ってきました。
”必ず見に行こう”と思っていても、この前の「荒木経惟 広島ノ顔」展よろしく最終日になってしまいました。
しかも、連休中はひたすら子守の日々だったので子連れです。
他の方に迷惑になるようならすぐに出ようと思っていたのですが、意外に大人しかった、というか会場に入るや
「シャッシ!(写真)」と言って興味津々のようだったので思っていたよりはゆっくりと見ることができました。
(さすがに隅々までじっくりと、というわけにはいきませんでしたが・・・。)
まあ、この辺は普段私がカメラをいじったり、パソコンで写真をいじっているのを見ているせいかもしれません。
実際、この後見た常設展の方は少しグズリ出したのでサ~っとスルーでした。(汗)

展示の方は、氏のこれまでの活動「珍日本紀行」や「ニッポン国世界村」「賃貸宇宙」「TOKYO STYLE」など
を包括した内容で、実に盛りだくさんで濃いい展示でした。
展示方法も回転寿司を模したものや、展示室の中にカラオケスナックのセットがあったりと単なる写真展とは違
う内容でした。
また、「広島ノ顔」もそうでしたが、写真家の展覧会だからなのか会場内は撮影OK。(ただしフラッシュはNG。)
私同様、パシャパシャやりながら見ている人も多かったです。
こういう時にはライカのようにシャッター音の小さなカメラはイイですね。

残念なのは、日本各地にあった秘宝館を再現したコーナー(18歳未満入場禁止)があったのですが、入り口の
カーテンの前で監視員の方に「お子様連れはちょっと・・・。」と制止されてしまいました。(苦笑)
変にトラウマになってもイケないのでここはご忠告に従い、内容はミュージアムショップでカタログをめくって確認
するに留めました。

今回は子連れということもあり、1時間ほどで会場を後にしましたが出来れば3、4時間かけてじっくり隅々まで見
たい感じの内容でした。
もっと早くに一人で来ていればと悔やまれました。

 

2010072006.jpg

最後の写真は、広島の人間なら誰でも必ず知っている「広島太郎」氏の等身大パネルとツーショット。
指差し、なにやら反応しています。

 

 

 


タグ:写真 Leica X1
nice!(36)  コメント(9) 
共通テーマ:アート

nice! 36

コメント 9

JUNKO

見たい写真展ですね。撮影もオーケーなんて信じられません。わが札幌の街はいろいろな面で遅れています。全国を回る展覧会でも札幌抜きが多いので悲しくなります。
by JUNKO (2010-07-20 23:57) 

ぷりん&りく

広島太郎さんってそんなに有名なんですか!?
後で調べてみま~す。。
by ぷりん&りく (2010-07-21 05:30) 

adam12

数年前広島に帰った折に太郎さんに出会いましたが・・・
太郎さんも歳とりましたね~。。
太郎さんの生き方そのものがある意味アート(いや芸術)かもしれません。
私は好きです太郎さん♪

でも、太郎さんを撮って発表することの「意味」とは何なんでしょうね?
私的にはその写真行為には否定的です。

作者の意図がお分かりでしたら教えていただければ幸いです。
by adam12 (2010-07-21 22:05) 

icarus

>JUNKOさん
広島も巡回展がすべて来るわけではないので同様です。
なので、こういう機会は逃したくないですね。

>ぷりん&りく さん
広島”では”有名人です。

>adam12さん
太郎さん、一時死亡説も流れていましたね。

なお、作者の意図についてですが作者による解説サイトがあります。
リンクの可否が不明ですのでURLはご紹介しませんが、「都築響一による展覧会解説ブログ・サイト」でググればトップにヒットすると思いますのでご参照ください。
by icarus (2010-07-22 00:09) 

いと〜

ああっ!これ、すっっっごく見たかったやつ!
この美術館、なんだかむっちゃ気になります。
広島に引っ越そうかと思うくらい。
by いと〜 (2010-07-22 19:16) 

adam12

>リンクの可否が不明ですのでURLはご紹介しませんが・・・

おや、かなり慎重ですね。(笑)
まあそれはともかく、私としてはicarus君の感じた作者の意図を聞かせてほしいかな♪

ググったサイトの説明を読んでも、イマイチ意図が良く分からない。
やはり私としては否定的な印象しか残りませんでした。
作品をじかで見た訳ではないので推測は危険なのですが・・・
by adam12 (2010-07-22 22:11) 

icarus

>いと~ さん
ぜひ広島へ。(笑)
住みやすいですよ。

>adam12さん
都築氏は太郎さんを街の景色の一部、パーツとして捉えられたのではないでしょうか。
それが「いちばん近いところにあるものが、いちばん見えていない」ということではないかと。
いずれにしても、会場が広島だから出てきた作品には間違いないと思います。これが違う街の美術館なら太郎さんの写真はなかったと思います。
しかし、これらの考えは後付のコンセプトで、まずは形ありき、な感も否めません。
なぜなら、氏は広島の人間ではないので、きっと景色の一部ではなく、街の中の特異点としてしか太郎さんを感じ無いのではないでしょうか。
つまり、自分が見て感じたことではなく、情報として植えられたものに対して感じたのだと思います。
支離滅裂ですが・・・。
by icarus (2010-07-23 00:17) 

いと〜

すごい横レスですが
太郎さん自体がアートであり芸術だから太郎さんを展示したいけどそれは無理
なので写真を撮った。
これをここに展示することで、皆一様に思い出すでしょ?

私の解釈でした。←誰も聞いてねーよ。
 
 
あっ。実家が岡山なんで、広島も住みやすそうだと想像できます♪
by いと〜 (2010-07-23 08:47) 

icarus

>いと~ さん
確かに太郎さんの姿やその生きざまはアートかもしれませんね。
いうなれば偶像説ですか。

関係ありませんが、私の両親は岡山出身です。
と言っても、津山市の奥のほうですが。
by icarus (2010-07-24 02:01) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

動物園の空白い展示室 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。