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時間的尺度 [街]

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(FUJIFILM FINEPIX X100 / SILKYPIX Developer Studio Pro )

 

 

 

「広島三越は満1歳!」、らしい。

昨年、三越が伊勢丹と持株会社を設立したのに伴い分社化されて、”三越広島店”から”広島三越”に
なって1年が経った、ということのようである。

法人としての形がどう変わったのであれ、ココに三越があることには変化がない。
私が物心付いた頃にはココは既に三越であった。

が、私の父親は、今だにこの三越のことを「中国新聞のあとのデパート」と呼ぶ。
初めて聞いたときには何を言っているのかサッパリ解らなかったが、今ではこっちも慣れてしまった。
三越広島店ができたのが1973年、遡ること1969年までは中国新聞社の本社がこの地にあったらしい。
私にとっての三越が昔も今もこの地であるように、中国新聞社本社は昔も今も平和公園の対岸、
土橋という町にある。
ところが彼にとっては40年以上前の地理が基準のままのようである。

 

父親と話をしていると、「そう言やぁ、この間のぉ・・・。」というフレーズで始まる話が時々ある。
ところが彼の言う”この間”とは、ゆうに10年ぐらい昔の事だったりするのでそのまま聞いていると、
「???」ということがある。
40年近い人生の長さの違いがあるとは言え、時間の尺度の違いには注意を要するのである。

 

 

 


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nd502

名古屋も名古屋三越があります。
三越名古屋店ではありません。前身はオリエンタル中村という
ローカル百貨店でした。
by nd502 (2011-04-23 09:55) 

icarus

>nd502さん
では、そこのお店も「誕生1年祭」ですね。(笑)
by icarus (2011-04-24 23:22) 

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